免疫力を高める食の智恵

酵素を補って免疫力を高める!

一時期ブームになっていた酵素ドリンク。でも、「酵素」って何?と問われると、何となく身体にいいものって思うくらいではないでしょうか。

「酵素(こうそ)」って何?

私たちの身体に絶対必要な「酵素」。酵素は私たちの体の中に存在するもので、食べ物の消化、吸収、ホルモンの活動や新陳代謝を促す働きをする、人間が生きていくうえで欠かせない栄養素のことです。

ヒトの体内にある「酵素」は約5000種以上と言われています。

そして「酵素」はヒトの体内で作られる「潜在酵素」と、食物によって体外から取り入れる「食物酵素」に分けられます。

・潜在酵素:約3000種

・食物酵素:約2000種

体内で作られる「潜在酵素」は食物消化に使われる「消化酵素」と、すべての生命活動に使われる「代謝酵素」の二種類に分けられます。

体内で作られる「潜在酵素」は年齢とともに量が減っていきます。20代を100%とすると40代は50%、60代は30%というように、年齢を重ねるごとにその量は減少します。

さらに、現代の外食や加工食品が溢れる食生活では、酵素は不足しがちです。

また「酵素の無駄遣い」も生じています。揚げ物や焼き肉をはじめ、油っこい食事は消化酵素を大量に必要とします。食べ過ぎ、飲み過ぎも同様です。消化酵素が大量に使われると、その分、代謝酵素が減り、疲れやすくなったり、体がむくんだり、風邪をひきやすくなったりします。生命活動を活性化させる「代謝酵素」にまわす量が少なくなってしまうからです。

「代謝酵素」は、呼吸や運動、臓器独自の機能、脳の思考、老廃物の排泄など、たくさんの場面で使われます。 病気になったときなどは、病原菌と闘う役割も代謝酵素が担っています。

「酵素の無駄づかい → 病気にかかりやすい → 病気を治しにくい → 治癒力が下がる」といった悪循環をうみだします。

さらに酵素の少ない食事をしていると、「消化酵素」も足りなくなってしまい、腸内では未消化の食べ物が蓄積、腐敗して悪玉菌が増え、免疫力が低下して、ウイルスへの抵抗力も弱まってしまうのです。

つまり、「代謝酵素」の不足と「消化酵素」の不足の両面から、免疫力が落ちてしまいます。

そこで必要となるのは次の2点です。

1)酵素を大量に消費する食生活を改善する。

2)毎日の食事で酵素をたっぷり摂り、酵素の浪費を抑え、体内に酵素が蓄えられる体質改善を目指す。

「酵素」を大量に消費する食生活を改善する

◎身体を老化させる酸化した食べ物

酸化した食物を食べ続けると、体内に「フリーラジカル=活性酸素」が増大します。この活性酸素は一定量を超えると正常な細胞膜やDNAを壊していきます。

これがつまり「酸化=錆つく=老化」といえます。

マーガリン、トランス脂肪酸が含まれた油、各種の食品添加物などは「錆びた食品」であり、大量の酸化物質を体内に作り出します。そこで、こういったものを日々の生活で避けることが大切です。

また牛や豚などの四足動物性タンパク質、揚げ物なども「錆びた食品」に入りますので、時々楽しむくらいがいいと思います。

◎活性酸素を中和する酵素

身体の老化を早める活性酸素を中和する働きをもつものが、抗酸化物質である酵素です。この酵素の代表が「SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)」です。この「SOD」も40歳をこえると急激に減ってくると言われています。

さらに現代の食生活では、この「SOD」も40歳になる前から不足しがちになり、様々な身体の不調を生じさせてしまっています。

毎日の食事で酵素をたっぷり摂り、酵素の浪費を抑え、体内に酵素が蓄えられる体質改善を目指す。

昔の日本人は、肉や魚よりも野菜を多く摂り、漬物や味噌汁などの「発酵食品」をたっぷり摂っていました。食生活そのものが、「消化酵素」を無駄づかいしない最良のメニューだったと思います。

肉食量が、野菜類の量を大幅に上回り、「バランスを完全に崩した食事」が常識になっている現代では、今一度、日本食の良さを見直す必要があるといえます。

その日本食の特長ともいえる玄米、梅干、納豆などの発酵食品、ヌカ漬け、味噌類は体の酸化を防ぐ酵素を含んでいます。また新鮮な野菜類、果物にも酵素は多く含まれています。

ただし、生野菜や果物は身体を冷やす食品ですので、出来るだけ午前中に食べるのがお勧めです。(生で食べる野菜、果物は農薬にも注意が必要ですね。)

酵素ドリンクの効用

先ほど述べましたように人間は加齢により体内で作ることのできる「潜在酵素」が減っていきます。特に40歳を越えると、身体の酵素がどんどん減っていきます。

酵素が減っていくと老化が進み、さらに身体中の免疫力が落ちていきます。

また現代は農薬や化学肥料、加工食品、食品添加物、さまざまなストレスなどの影響により、多くの人は身体に絶対必要な微生物や酵素が減少し、免疫や新陳代謝・消化吸収・解毒などの機能が急激に落ちているといえます。

そのため不足しがちな酵素の摂取をサポートするために、良質の「酵素ドリンク」をお勧めしています。

酵素ドリンク「野草の雫」の特長

野草酵素ドリンク「野草の雫」は、 野生の野草や穀物・果実・野菜・海草など 50種類以上の原料に、乳酸菌や酵母菌、こうじ菌など52種類の菌を共棲(共生)培養しています。

毎日、手作業で丹念にかき混ぜられ、何度も何度も発酵が繰りかえされて、自然な形で発酵熟成に一年以上の年月をかけて、ようやくでき上がります。

さらに野草を原料にした発酵ドリンクは「体にはよさそうだけれど、飲みにくそう」と思われるかもしれませんが、「野草の雫」は甘くて飲みやすいのが特徴の酵素ドリンクです。

微生物の養分となるオリゴ糖などの糖質や果実の甘みや酸味が、発酵のプロセスで複雑に溶け合って、とても濃厚で、フルーティな甘みでおいしくいただけます。

酵素ドリンクと酵素ジュースは異なります

良質の酵素ドリンクを作るにはたくさんの野菜や果物を必要としますし、それを発酵させるための時間もかかります。つまり作るのにとても手間がかかります。

香料やシロップ、カラメル色素、ビタミンCなどの添加物が入っていたり、原料となる野菜や果物もバランスを考えてたっぷりと使っていないものは、酵素ドリンクではなく、単なるジュースといえます。

また手作りの「酵素ジュース」も安価で手軽に作れるということで、今では一般化しましたが、これも材料に「上白糖」を使っていたり、発酵に日数をかけず、使用する野菜や果物も種類が少なく、本来の酵素ドリンクとは言えません。ジュースとして楽しむ分にはいいのですが、身体の酵素を補うには不十分です。

良質の酵素ドリンクで酵素を補いながら、日々の食生活を酵素たっぷりの日本食をベースにしていく。その結果、免疫力が高い体質へと改善していけると思います。

「野草の雫」は40種類以上の野草やその他の植物・果実エキスに52種類の有用微生物を共生培養し、発酵させた酵素原液です。熱に強いパワフルな酵素や微生物、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などがバランスよく含まれていますので、体力を向上し、現代人の酵素を補い、改善します。